2025年3月
土地家屋調査士と測量士の違い
普段、私たちが活動している時に、周りの方に声をおかけいただく際『測量士さん』って呼ばれることがとっても多いです。実際、私自身が面識のない方(インターホン越の時は特に・・)に自己紹介する際に、土地家屋調査士の○○ですと伝えるよりも○○測量と伝えたほうがすぐに話の趣旨が判っていただけるのも事実。これが土地家屋調査士という資格名がなかなか世間一般に認知いただけていない真実なんだなあ!?と思う瞬間です。
ただ実際のところ土地家屋調査士は測量士でも測量屋さん?でもないのも真実なんです。今回はここのところをちょっと書いてみます。
まず土地家屋調査士資格は法務省管轄で、測量士は国土交通省管轄です。土地家屋調査士は「登記に係る専門家」=「登記が仕事」であり、あくまで登記に必要な測量を行うことができるという測量屋さん?なんですね。
一方の測量士は公共、民間かかわらず広範囲の測量を行いますが、登記に係る測量は基本的には出来ないとなります。(業法違反になります。)時々測量士さんが作成した地積測量図を見かけることもありますが、この場合自己申請される申請者さんが添付される図面の作成を測量会社さんにお願いしているケースが多いかもしれません。
そんな登記をするための測量屋?さんである土地家屋調査士ですが、現場仕事が割と多いのも事実です。現場踏査、境界標の設置状況の確認(掘削)、測量に際しては以前のように対象地だけを測量するだけでは足りないことが当たり前、広範囲を測量し過去資料と確認が必要ですし、立会準備、立会、立会後の境界標の設置、それから登記と・・登記を申請するまでの仕事量も現場次第ではありますが2~4か月かかることは当たり前です。その中でも立会がスムーズにいくか??ここが一番のポイントであり、やはり隣接土地所有者様との関係作り・・・ここが最も大切にしている要というのが現実です。
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