真北の求め方・観測手簿(真北測量)
先日、太陽観測による真北測量の手順を書きました。真北測量についてお調べの方が多いようですので追加の記事を書きます。
右は私が観測時に使用している手簿の一部です。
前回の記事でも書きましたが、観測回数については例えば最初に正位置0°で測り始めた時に、正で2回の角度と時間、望遠鏡を反転しての反で2回の角度と時間を手簿に記帳します。観測開始時の0°方向(この時は180°方向になっています。)に望遠鏡を戻し角度を記帳して1観測目終了です。
2回目以降の観測の測り始めの角度の設定は測る回数で割ったものにします。(私の場合は30°ずつずらして6回観測)6回の観測サンプルから誤差が大きいものは省きつつ採用するサンプルを選び、一定の標準偏差内に収まっているかを確認し成果にできるか判断しています。(今までに一度だけどうしてもうまくいかなかったことがあり再観測になったことがあります。)

複数回観測するとたまに異常に誤差が大きいものがあります。これは単純に時間や角度の書き間違い、あるいはデータの入力間違いです。手簿があっているのに誤差が大きい場合は書き間違いでそのサンプルは省きます。観測サンプルの数については極端な話2回でも1回でも成果を出すことは可能でしょう。ただ複数回のサンプルを使用しないと1回の観測結果に誤差が丸々含まれたものになってしまいますので、一定のルールを決めての観測が求められるでしょう。


