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どうして登記簿と面積が違うの?縄伸びのお話

たま~に耳にしませんか?「隣の土地、測量したら登記簿とかなり面積が違ったって!縄伸びらしい!?」





この縄伸びという言葉・・まず一言で言うと実際に測量した土地の面積(実測面積)と登記情報上の面積が一致しない、実測面積が公簿面積よりかなり多い状態のことを言っています。





なぜこんな事がおこるのでしょうか?





登記情報の地積(面積)は明治時代に国の地租改正のもと全国の測量が実施され、当時の地券台帳の面積が記載されたものです。この台帳の作製手法が自己申告制であっため地租徴収を減らすために面積を少なめに申告してある事が多いというのが原因です。
どうやって小さめに申告するかというと、縄を使って測量したというより実際には「間竿(間縄)」という竹でできた縄状のものを使って測量したそうですが、国からの決まりでは1間を6尺(1.818M)とするようになっていたのですが、現場では6尺5寸(1.9695M)や6尺3寸(1.9089M)のものを一尺として測量をしていたらしく、これにより一定の割合で土地の面積が小さく測量されたようです。

また、当時の地租改正局の文献によると、畦道がある土地については畦を免租地として扱い除外して測量する指示をしている例や境界からわざと3寸(9cm)はなして実測するように指示している地方もあるという記述があります。
それに加えて、当時の統一性がない測量具である「6尺5寸ざお(1.9695M)」、「6尺3寸ざお(1.9089M)」もすべてひっくるめて「6尺ざお(1.818M)」として計算されていたらしいです。

税金逃れ、②地租改正事務局の指導、③測量技術の曖昧さ、これらの原因で実際の面積との差異が生じていると考えられているのです。





ただこの後に国土調査が行われている地域ではこの縄伸びが実測面積に直されているはずで、一部国土調査が実施されていない地域ではこの事象が見られることもあるのでしょう。





また縄伸びの逆で登記記録と比べて面積が大きく少ない土地というのもありますが、この原因としては、今ではできない分筆登記の時の残地処理に起因するものが多い?ように感じますが・・この残地処理についてはまた次の機会に書こうと思います。


 





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